建築用塗料よくあるご質問

屋外木部(雨戸等)の塗り替えの際に、一番耐久性の高い製品を教えてください。

現在の状況が塗膜が無い場合にはキシラデコールのような含浸させて防腐する方法です。 塗りつぶす場合には弱溶剤形2液ウレタンのセラMレタンが多く使われます。(推奨塗装仕様)

FRPに塗装できる塗料はありますか。

軟質のFRP素材に塗装できる塗料はありませんが、硬質FRP素材では「FRP貯水槽 外面塗替え工法」があり、この仕様がベースになります。下塗りにエスコNBの黒を、上塗りにセラMシリコンIIIなどを塗装します。旧塗膜がある場合には、目粗しして、直接上塗りを塗装してください。エスコNBの黒を塗装するのは遮光性を持たせて、FRPタンク内のカビ発生を防ぐためです。タンクでなければ、黒以外(白、グレー、赤さび色)でも問題ありません。

マンション屋上のFRP製受水槽を塗り替えたいのですが、どんな塗料が適していますか。

高い耐候性と藻の発生原因となる微弱な透過光を抑える働きが認められている「FRP貯水槽 外面塗替え工法」が最適です。

雨どいの塗り替えにおすすめの塗料はありますか。

硬質塩ビ製の雨どいの場合、溶剤形塗料を直接2回塗りしてください。
その他、耐候性塗料もおすすめです。
詳細は塗装仕様選定ガイドにてご確認ください。

海沿いにあるベランダやガレージの鉄骨の塗装を耐塩害対策仕様にしたいのですが。


弱溶剤系エポキシ樹脂塗料でさび止め塗装を2回した後、弱溶剤系ウレタンorシリコンorフッソ樹脂塗料で上塗りを2回されることをおすすめします。また塩害対策用塗料「エンガイン」もおすすめとなりますので、こちらのリンクよりご確認お願いします。

外壁用塗料はどれくらい保つのですか。

一般的に期待耐用年数(耐候性)は以下となります。
ふっ素樹脂塗料・・・15~20年
シリコン樹脂塗料・・12~15年
ウレタン樹脂塗料・・8~10年
アクリル樹脂塗料・・5~7年

※上記は淡彩系を基準としたおおよその目安です。

アレスシックイは外部にも塗れますか。

外部にはアレスシックイ外部用をご使用ください。色は白のみとなります。(内部用ですと耐候性がありません。)

汚れにくくて長持ちもする、そんな外壁用塗料はありますか。

弊社では、15年以上の期待耐用年数と低汚染性を兼ね備えた「アレスダイナミックMUKI」をご用意しています。こちらは有機無機複合(ハイブリッド)形塗料で、一般のふっ素樹脂塗料よりも耐候性に優れ、弊社製外壁塗材の中で最も期待耐用年数が長い製品となっています。

外壁用の水性塗料と溶剤形塗料を組み合わせて使えますか。

基本的に、塗り重ねても問題はありませんが、一部、膨れ・しわなどの問題が発生する推奨できない組み合わせもあるため十分注意が必要です。
その都度塗装仕様書を参考に、テスト塗装の実施を推奨します。

屋根や外壁を塗装した場合の膜厚の数値はどれくらいですか。

外壁のコンクリート・モルタルに塗装する場合(※1)中上塗り塗料の平均膜厚は0.03ミリ前後 ※1 塗装1回あたり、数値は下塗り塗料により変動します

鉄骨やトタン板といった平らな金属面に、一般的な工程(※2)を施した場合の平均値は0.1ミリ前後 ※2 さび止めペイント・中塗り塗料・上塗り塗料を2回塗り

室内を塗装するのに、塗料臭のしないものはありますか。

完全無臭とはいえませんが、超低臭内装用仕上塗材アレスシックイ(消石灰系仕上塗材)や、アレスエコクリーン(アクリル樹脂エマルションペイント)などがあります。

どのようなタイミングで外壁の塗り替えをするのが良いでしょうか。

新設・塗替・塗装個所・仕様などにより塗り替え推奨のタイミングは変わります。
詳細は当社ホームページ「塗装仕様選定ガイド」内「各仕様→塗替え年数の目安」をご参照ください。
※次回塗装までの目安期間を記しております。
※環境により増減する可能性があり保証の値ではありません。

部屋の中が夏は暑くて、冬は寒くて結露しやすくて困っています。解決できる塗料はありますか。

外壁の塗装は、アレスダイナミックECO断熱遮熱工法がおすすめです。この工法は、夏は外部からの熱を伝えにくくし涼しくする効果、冬は内部の熱が外部に逃げるのを抑制する保温効果があります。結露の防止にも効果的です。屋根用の遮熱塗料(アレスダイナミックルーフ遮熱)をあわせて塗装することで、室内温度の上昇を更に抑えることができ、夏はより快適に過ごしやすくなります。