新事業分野
塗料開発から生まれた基盤技術を、高度かつ多方面に展開。
塗料を開発するための基盤技術は、多方面への展開を予感させる可能性を秘めています。そんな中から現在、オプト・エレクトロニクス分野と、バイオ分野への進出を果たしています。
オプト・エレクトロニクス分野では塗料技術で培ったノウハウをベースに、プリント基板製造の効率化とコストダウンに関するソリューションを提案し、適切な材料、設備をトータルに提供することで各種家電や携帯電話のプリント基板製造に採用されています。
バイオ分野では光硬化性樹脂と菌体固定化技術により、下水処理の効率を大幅に向上させる硝化槽用粒状担体を開発。社会問題となっている赤潮の原因であるリンや窒素の除去に貢献しています。この担体は内包する菌の種類により異なった機能を持たせることもでき、土壌汚染の浄化や地下水の浄化などにも期待が寄せられています。