2025.06.27 企業情報

粉体塗料事業のグローバル成長戦略を新たなステージへ 関西ペイント販売と久保孝ペイントの経営統合による組織再編を実施

関西ペイント株式会社

 関西ペイント株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:毛利 訓士、以下「関西ペイント」)は、粉体塗料事業のグローバル展開をさらに強化するため、2026年4月1日付で、100%子会社である関西ペイント販売株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役:桑原 康)と、久保孝ペイント株式会社(本社:大阪市東淀川区、代表取締役社長:本田 大作)を統合することをお知らせします。

 

【目的】
 粉体塗料は、環境配慮型製品へのニーズの高まりや技術革新を背景に、世界的に成長が期待される分野であり、当社グループにとっても重要な事業領域です。今回の統合は、当該事業のさらなる成長を見据えたものであり、グループ全体での体制強化を目的としています。
 当社グループの粉体塗料事業は、欧州やインドを中心に展開しており、これらの地域は市場としての需要が旺盛であり、市場成長性も高いことから、当社事業活動の主戦場となっています。今後の成長に向けては、これらの地域との連携は極めて重要です。
 今回の統合は、そうした海外拠点との連携をより円滑に進めるための基盤づくりでもあり、当社が本年4月に導入した新たな「ONE KANSAI」の考え方に基づいています。
 「ONE KANSAI」は、国内外のグループ会社や事業部門が垣根を越えて連携し、協業体制をより強固にすることを目指したものです。各社が連携しやすい環境を整え、人材が国や組織の枠を超えて活躍できる機会を広げることで、グローバル人材育成にもつなげていきます。
 また、機能の重複を解消し、グループ全体のリソースを最大限に活用することで、製品品質の向上と顧客サービスの強化を実現します。これにより、業務の効率化と競争力の向上を図るとともに、持続可能な成長に向けた基盤の整備を進めます。
 今回の統合は、グローバルと国内の両面から事業の質を高め、当社グループが次なる成長ステージへ進むための重要な一歩です。海外では連携強化によって人材がより活躍できる環境を整え、国内ではリソースの重複を見直すことで、製品品質と顧客サービスの向上を図りながら、サプライチェーン刷新を継続的して推し進めてまいります。

 

 

本件に関するお問い合わせ先

関西ペイント株式会社
経営企画本部 IR・広報部(今安・西村)
e-mail:koho@als.kansai.co.jp

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