関西ペイント株式会社
関西ペイント株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:毛利 訓士、以下「関西ペイント」)は、従業員への新支援制度として、『不妊治療と仕事の両立支援』に関する制度を新しく導入しますので、お知らせいたします。
【不妊治療と仕事の両立支援制度について】
これまで、働きながら不妊治療を行う場合、年次有給休暇やフレックスタイム制度を活用していました。しかしながら、不妊治療に特化した支援制度ではないため、仕事との両立が困難となるケースがありました。このような中、当社では、次世代育成支援事業主計画(2023年4月策定)において、不妊治療と仕事の両立をしやすい制度の検討を掲げており、今回、本制度の導入を決定しました。導入に際しては、職場全体で不妊治療に関する認識が浸透していないため、今後社内啓発活動やマネジメント層への研修活動も実施していく予定です。さらに、本支援制度と併せてエクスコムグローバル株式会社と提携し、医療法人社団直悠会にしたんARTクリニック(以下「にしたんARTクリニック」)のサポートプログラムも導入します。
<導入内容>
項 目 | 内 容 | |
積立有給休暇の適用 | 新設 | 年次有給休暇に加え、不妊治療の治療・療養に積立有給休暇を適用。 |
時短勤務の適用 | 新設 |
1日2時間までの勤務時間の短縮が可能。 ただし、短縮時間は無給。 |
無給休暇の適用 | 新設 |
不妊治療を目的として新設。 半日単位での取得も可能。 |
年次有給休暇の変更 | 拡充 | 半日単位での有給休暇の取得回数の上限を撤廃する。 |
対象者 |
正社員(再雇用社員含む非正規社員は対象外)。 性別関係なく対象とする。 |
<にしたんARTクリニックサポートプログラムの内容>
・AMH検査の無料提供
卵巣に卵子がどのくらい残っているかが推測できる簡易検査(AMH検査)を希望する従業員が無料で受けられるサービス
・無料相談窓口の設置
電話やメールでの相談を匿名で社内相談窓口として受けられるサービス
(サポートプログラム概要)
https://nishitan-art.jp/about/corporatebenefit/
【男性育児休業の取得率向上のため支援施策について】
また、男性育児休業の取得率向上を図るため、以下の施策を実施しています。
当社の2022年度男性育児休業取得率は31.3%、取得平均日数は12.4日(最短取得日数1日、最長取得日数45日)となっています。2021年4月1日に策定した『女性活躍推進に関する行動計画』では、2025年度末までに取得率50%以上、取得者全員5日以上の取得目標を掲げており、今回の新施策により、男性育児休業取得率の向上を目指します。
<導入内容>
・育児休業取得支援施策の導入:
育児休業開始の5日間は給与を支給する。(分割取得の場合は1回目に限る。)
ただし、育児休業給付制度が見直された場合は、別途施策を設定する。
・対象者:2024年4月1日以降に育児休業を開始する従業員(性別に関係なく対象とする)
ただし、分割取得の場合は1回目の取得に限る。
関西ペイントは、2022年4月からスタートした「第17次中期経営計画」の重点方針の1つに「経営基盤の強化」を掲げています。企業成長の源は「人財」であり、従業員一人一人が生き生きと働き、自らの能力を最大限に発揮できることが重要と考えて人事制度の改革を行っています。今後も、従業員が様々なライフステージに対応でき、安心して働き続けられる職場環境とするため、様々な支援制度を拡充していく方針です。
■その他関西ペイントの働き方に関する制度
・特別有給休暇(慶弔休暇など)
・リフレッシュ休暇(35歳、45歳、55歳時に5日)
・コアなしフレックスタイム制勤務制度
・積立有給休暇(失効した年休を最大40 日まで積立可能。傷病、介護、子女学級閉鎖などに利用可)
・在宅勤務制度(コロナ禍の前から導入。日数制限なし)
■その他関西ペイントの女性活躍推進に関する取り組み
<社内制度>
■外部からの評価
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健康経営優良法人認定(2024年認定)
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くるみん認定(2021年認定)
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えるぼし認定(2023年認定)
■関連ニュースリリース
・2023年6月19日 「えるぼし(2 段階目)」の認定を取得
https://www.kansai.co.jp/news/186/
■関連資料
・統合報告書2023
https://www.kansai.co.jp/sustainability/library/integratedreport.html
本件に関するお問い合わせ先
関西ペイント株式会社
経営企画本部 IR・広報部(小川・堀口)
E-mail:koho@als.kansai.co.jp