自宅

第二の人生を、“風”とやさしく暮らす

Chapter.1

ペットとの生活でにおいや空気のこもりが気になる

今回ご紹介するのは、大阪府にお住いのTご夫妻のお宅。築15年が経ち、それぞれの住み方にも変化が生じてきたそうです。「猫と犬がリビングや和室へ出入りしないように、扉を閉めきっているために夫婦はほとんどリビングとダイニングで過ごしていて、せっかくリビングに続く座敷や庭があるのに何だか窮屈に暮らしているなって感じるようになって・・・」と話すのは奥様。湿気やカビが気になるとともに、高齢期を控えて住まいを見直したい想いもあり、リフォームが始まりました。

Chapter.2

ご夫婦もペットも快適な、風通しのよい空間へ

まず、2LDKの間取りを仕切る白い“無造作な”壁から着手。間仕切りの役割しか持たない壁をうまく使うため、壁紙に直接塗装ができて、調湿・抗菌・抗ウイルス機能を備えた漆喰塗料『アレスシックイ』に着目しました。

まず、あらゆる角度から風を取り込めるよう、ペットは出入り出来ず風は自由に通る「通風ガラリ戸」を追加。「閉め切り状態」と「通風状態」が簡単に切り替えできます。これでペットの生活圏を保持したまま随時換気ができるように。住居は15年という年月が経過し、湿気による壁紙の浮きやカビ、ペットのにおいなど、各所に経年変化が起こっていましたが、それらを改善してくれる新たな味方となりました。

さらに、壁と天井のクロスには漆喰塗料『アレスシックイ』を採用。調湿・消臭効果に優れ、楽に室内空気の質と美観性の両方を向上させてくれると考えられたからです。加えて、アレスシックイの抗菌機能をカビが発生していた洗面所にも期待。こうした対策で、生活の中心となるリビング・ダイニングが生き生きと生まれ変わりました。

Chapter.3

空気の質・部屋の印象に変化が。

「リフォームを終えてからまだ間もありませんが、この部屋の空気が変わったことにはとても驚いています」と話してくれた奥様。取材中も東から西へとそよかぜが通り抜け、気になっていたという湿気やペットのにおいも全く感じられませんでした。ご夫婦でエアコンに頼らない暮らしをしたいと話されていたそうで、今後を楽しみにされていました。

また、塗装をすることで壁紙にはない下地との一体感が生まれ、独特の風合いのある真新しい壁になったことで、インテリアへの“意欲”も出てきたご様子。ペットとともにより豊かな暮らしを手にされたようです。