ハイブリッド無機 その選択が未来を創る。

無機と有機の融合から生まれた次世代塗料、
「ラグゼMUKIシリーズ」。
ハイグレードの耐候性が
建物を長寿命化へといざないます。
塗り替えサイクルを最適にする選択が、
未来の安心を形にします。


  1. 01Hybrid
    Technology

    無機の力を活かす無機有機ハイブリッド技術

    当社独自の「無機有機ハイブリッド技術」により、『強さ』と『柔軟性』を融合した塗膜が超高耐候性を発揮。過酷な環境から建物を長期に保護します。

    「無機有機ハイブリッド技術」概念図

    強さの無機
    無機成分は、太陽光(紫外線)や酸性雨などにも強く耐久性が高いのが特徴。硬く強い反面、脆さという性質がある。
    柔軟性の有機
    有機成分は、建物の動きや変形にも対応し、ひび割れや剥がれを防ぐための高い柔軟性が特徴。
  2. 02Radical
    Control

    紫外線劣化に耐えるラジカル制御技術

    過酷な環境に曝される建物。特に紫外線は、塗膜や素材を劣化させるため、紫外線に強い塗料選びが大切です。4つのラジカル制御技術で、塗膜劣化の原因物質「ラジカル」の発生を根本的に抑えます。

    Control1高性能ハイブリッド無機
    「高性能ハイブリッド無機」概念図
    超強力な結合エネルギーを持つ「高性能ハイブリッド無機」で紫外線劣化を抑制
    Control2UVトラップ
    「UVトラップ」概念図
    「UVトラップ」で紫外線を吸収し劣化を低減
    Control3ラジカルバリヤコート
    「ラジカルバリヤコート」概念図
    酸化チタンへの紫外線到達によるラジカル発生を抑制
    Control4HALSラジカルキャッチャー
    「ラジカルバリヤコート」概念図
    極微量すり抜けた紫外線によって発生したラジカルは「HALSラジカルキャッチャー」で捕獲し無害化

    動画を見る

  3. 03Fusing
    Technology

    「無機有機ハイブリッド技術」と
    ラジカル制御技術」の融合

    「ラグゼMUKIシリーズ」は、紫外線に強い超高耐候性のハイブリッド無機と、
    ラジカル制御技術を融合したハイグレードの塗料です。

    塗料のグレード
    従来の最高グレード「フッソ樹脂塗料」の耐候性を超越
    促進耐候性試験結果
    キセノン照射時間に対する光沢保持率が「フッソ樹脂塗料」「シリコン樹脂塗料」を超越

屋根遮熱

弱溶剤形2液超高耐候性無機有機ハイブリッド屋根用高日射反射率塗料
ラグゼMUKIルーフマイルド遮熱

夏の暑さ対策が必要な屋根に
最適な選択を

赤外線を反射することで、屋根の表面温度の上昇を抑制するだけでなく、建物内の温度上昇も防ぐことで冷房費の節約などに貢献します。

ラグゼMUKIルーフマイルド遮熱

屋根塗装時の一般屋根用塗料との屋根表面温度比較概念図
※SMASHver.2[(財)建築環境・省エネルギー機構]で計算。設定値、屋根素材:鋼板0.4㎜/合板12㎜/通気層30㎜/押出法ポリエチレンフォーム3種50㎜/合板12㎜、屋根面積:150㎡、室内容積:312㎥、床面積:104㎡、冷房稼動時間:8~17時(年中)、室温が25℃を超えた場合にエアコンが稼動すること。(設定温度:25℃、地域:東京)※色合いはコーヒーブラウンを使用。

遮熱機能で夏の暑さ対策

「ラグゼIRブロック技術」の遮熱効果で「赤外線」をブロック。真夏の屋根表面の温度上昇を抑えて
住環境を快適にすると同時に、素材の劣化を抑制し屋根を長期保護します。

ラグゼIRブロック技術

赤外線が屋根に当たると表面温度が上昇し、それによって建物内部も暑くなります。「ラグゼIRブロック技術」は、特殊顔料を上塗にも下塗にも配合し、赤外線を反射することで屋根の表面温度の上昇を抑制します。

屋根塗装時の一般屋根用塗料との屋根表面温度比較概念図

遮熱性能の効果

屋根の塗替えで人気のコーヒーブラウン色で遮熱性能の効果を確認しました。

屋根塗装時の一般屋根用塗料との屋根表面温度比較概念図 【場所】東京都大田区関西ペイント東京事業所【日時】2023年6月
【気温】29℃ ブリキ版に下塗り~上塗り(コーヒーブラウン色)を塗装

屋根塗装時の一般屋根用塗料との屋根表面温度比較概念図

大切なのは色と熱の関係

ラグゼMUKIルーフマイルド遮熱は、特殊顔料を使用しているのでどの色でも、同じ色同士を比較すれば一般の塗料より効率よく赤外線を反射します。
色によって日射反射率は違いがあり、暗く濃い色ほど反射率は低くなり、明るく薄い色ほど日射反射率は高くなります。
ラグゼMUKIルーフマイルド遮熱の標準色は、色と日射反射率のバランスを考え、戸建て屋根の塗替えで人気色をセレクトしました。遮熱効果の高さがひと目で分かるように独自のCOOLレベルを表示しています。 屋根の色選びにお役立てください。

屋根塗装時の一般屋根用塗料との屋根表面温度比較概念図

動画でチェック


ラグゼMUKIルーフマイルド遮熱の特長

超低汚染

親水性の塗膜を形成することで、付着した汚れを雨水が流し落とします。雨だれ等を低減し建物の美観を維持します。

良好な仕上り

抜群の塗りやすさに加え、肉持ちのあるしっとりとした高級感ある質感が仕上りを良好に保ちます。

周辺環境にも配慮

臭気が少なく作業環境にもやさしい塗料です。

優れた耐久性

緻密な塗膜が優れた耐久性を発揮します。

防カビ・防藻性

湿度の高い屋根の北面などで発生しやすい、カビや藻の発生を抑制し、建物の美観を維持します。


製品仕様

上塗

ラグゼMUKIルーフマイルド遮熱
【15kgセット】
ベース:13.5kg、硬化剤:1.5kg
※ベース:硬化剤=9:1
※つや:艶有り

下塗

アレスダイナミックプライマー遮熱
【16kgセット】
ベース:14.4kg、硬化剤:1.6kg(ベース:硬化剤=9:1)
※住宅屋根用化粧スレートと金属屋根の両方に使用できます。
※可使時間は23℃で8時間以内です。

下塗

窯業系屋根材 住宅屋根用化粧スレート(新生瓦)、波形スレート、厚形スレート瓦、洋風コンクリート瓦(モニエル瓦)など
※粘土瓦(釉薬瓦、いぶし瓦など)には適用できません。
※洋風コンクリート瓦(モニエル瓦など)の塗装仕様は、「洋風コンクリート瓦塗り替え工法」のカタログをご参照ください。
金属屋根 アレスダイナミックプライマー遮熱は表面劣化度(中)までの劣化下地に適用できます。表面劣化が進行した表面劣化度(大)の場合、
下塗に「アレスダイナミックシ-ラーマイルド透明」または「アレスダイナミックルーフ1液エポシーラー」を先行塗りしてください。
窯業系屋根材の適用範囲
下記の表面劣化度に応じた下塗をご使用ください。表面劣化が進行した表面劣化度(大)の場合、
下塗に「アレスダイナミックシ-ラーマイルド透明」または「アレスダイナミックルーフ1液エポシーラー」を推奨します。
表面劣化度(小)
目安 新設後、又は
塗替え後10年程度経過した屋根材
塗膜の剥がれ等が部分的に認められるが、下地は健全な状態。
表面劣化度(中)
目安 新設後、又は
塗替え後10~15年経過した屋根材
塗膜の剥がれは(小)より認められるが、下地は健全な状態。
表面劣化度(大)
目安 新設後、又は
塗替え後15年以上経過した屋根材
全体に塗膜の剥がれが見られ、下地表層は脆く、吸込みが大きい状態。

住宅屋根用化粧スレート、波形スレート、厚形スレート瓦

工程 塗料名・処置 荷姿 希釈率
(重量%)
標準所要量
(kg/m2/回)
塗装回数 塗装間隔
(23℃)
塗装方法
素地調整 劣化した旧塗膜や表面の化粧層、砂、ホコリ、汚れ、コケ等は高圧水洗浄(10~15MPa)で除去してください。
その後、水分がなくなるまで1~2日程度十分に乾燥させてください。
下塗 アレスダイナミックプライマー遮熱 ベース:14.4㎏
硬化剤:1.6㎏
0~10
(塗料用シンナーA)
0.13~0.23 1 4時間以上7日以内 ハケ・ローラー
上塗 ラグゼMUKIルーフマイルド遮熱 ベース:13.5㎏
硬化剤:1.5㎏
0~10
(塗料用シンナーA)
0.15~0.25 2 4時間以上7日以内 ハケ・ローラー
エアレス
縁切り 塗装後、水切り部分で住宅屋根用化粧スレートの重なり部が塗料で詰まった場合には、皮スキ等で必ず縁切りを行ってください。
瓦の上下に隙間がないと通気が不十分になり、結露水などの影響により漏水や素材の腐食。塗膜剥離・膨れなどに繋がる恐れがあります。
※1 標準所要量は被塗物の形状や塗装条件によって増減することがあります。特に劣化したスレート屋根などでは5割以上増加することがあります。

金属屋根

工程 塗料名・処置 荷姿 希釈率
(重量%)
標準所要量
(kg/m2/回)
塗装回数 塗装間隔
(23℃)
塗装方法
素地調整 電動工具、手工具等で3種ケレン程度の処理を行い、さび、ゴミ・汚れなどを入念に除去してください。
下塗 アレスダイナミックプライマー遮熱 ベース:14.4㎏
硬化剤:1.6㎏
0~10
(塗料用シンナーA)
0.13~0.18 1 4時間以上7日以内 ハケ・ローラー
エアレス
下塗 ラグゼMUKIルーフマイルド遮熱 ベース:13.5㎏
硬化剤:1.5㎏
0~10
(塗料用シンナーA)
0.12~0.14 2 4時間以上7日以内 ハケ・ローラー
エアレス
※標準所要量は被塗物の素材・形状、塗装方法などにより増減することがあります。