漆喰ってなに?

漆喰とは

漆喰は日本の伝統素材として古くから多くの建築物に用いられてきた塗壁材です。
自然素材の独特の風合いと質感に加え、アルカリ性の性質による防カビ性や、微多孔質な構造による吸放湿性など、多くの優れた機能を備えています。
しかし、従来の漆喰壁は高度な左官技術を必要とし、施工が難しく、時間がかかるなどの理由からその優れた機能を十分に活かされていないのが現状です。

漆喰の原料である「消石灰」とは?

漆喰の主原料は消石灰です。
消石灰は、地中から採掘される石灰石を焼成・消化した白色のパウダーであり、これが漆喰の健康・環境に貢献する機能をもたらしてくれます。
また、日本はこの資源をふんだんに有しており、国内で生産可能な数少ない資源のひとつです。

石灰石の元は、サンゴ礁

漆喰の主成分である消石灰は、サンゴがもととなって生まれた石灰石を焼成・消化したものです。
サンゴは共生している微生物と共に、海中の二酸化炭素を取り込み、石灰質(カルシウム)の骨格をつくる特性があります。
おおよそ2億5,000万年以上前の海底にあったサンゴ礁が地殻変動によって隆起し、陸地となったのが石灰鉱脈と考えられております。