KHD-321
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-21-テープ付着試験引っ張り付着試験評価方法と記録①評価基準と照合し、判定、記録する。評価基準の例1鋼構造物塗膜調査マニュアル (JSS IV 03-2006)クロスカットテープテストの評価点評価点(RN)0123剥離状態はく離面積50%以上JSS IV 03-19933210注)評価点が1993年版と2006版では変更されているXカットテープテストの評価点(JSS K 03-1995)剥離状態(60°)評価点1以上の剥離評価点(RN)32102日本工業規格(JIS)の例クロスカットテープテスト(JIS K 5600-5-6)剥離状態剥離がない分類4以上RN012345Xカットテープテスト(JIS K 5400 8.5.3)250㎛以上の塗膜厚の場合剥離状態RN1086420 現場での付着試験の評価基準としては主に鋼構造物塗膜調査マニュアルによることが多い。②剥離が生じている層と面積比率を記録する。①引っ張り力を記録する。(MPa)引っ張り付着力の評価点の例評価点(RN)引っ張り付着力(MPa)02.0 ≦ X    11.0 ≦ X < 2.02 0 < X < 1.03   X = 0(JSS IV 03-2006)注)この試験方法は素地と塗膜、塗膜層間などの最も付着力の弱い部分から剥離させることが出来る。従って塗装系の付着性に関する弱点を明らかにすることができるが、付着性の評価は試験器による強制的な剥離によるものであり、著しく低い値を除いて直ちに塗膜剥離を生じるものではない。②剥離界面毎の面積比率を記録する。注意この測定は、気温や素地の温度が5℃以下の場合はテープの付着力が著しく低下するので避けた方が良い。高温の場合(35℃以上)も同様である。①剥離面が接着剤の場合でその付着力が著しく低い場合には試験をやり直すこと。②シアノアクリレート(瞬間接着剤)の場合には塩化ゴム系などの旧塗膜を侵すことがあるので、このような場合にはエポキシ樹脂系の接着剤を使用すること。③接着剤の種類、測定端子周辺の塗膜の切り込み状態、テスターの操作速度により測定値が異なる場合があるので注意すること。

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