KHD-321
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-20-テープ付着試験引っ張り付着試験測定要領[注]ASTMでは素地への切り込み方法として、クロスカットとXカットの2種が記載されている。日本で「碁盤目試験」と呼んでいる方法は「クロスカット」であり、「クロスカット」と呼んでいる方法は「Xカット」である。①測定部位の粉化層、汚れなどを清掃除去する。②切り込み用ガイドなどを用いて素地に達する切込みを入れる。 《切り込みの入れ方》  碁盤目(クロスカット)  クロスカット(Xカット) この使い分けは下記の通り(ASTM D 3359)塗膜厚切り込み方法50㎛以下1mm間隔碁盤目51~125㎛2mm間隔碁盤目125㎛以上クロスカット(Xカット) 無機ジンクリッチペイントや脆化した塗膜では切り込みを入れると塗膜の凝集破壊が生じ、試験できない場合があるのでクロスカット(Xカット)が主に採用されている。JISでは、塗料の試験方法として設定されていたJIS K 5400がJIS K 5600に改訂されている。従来のJIS K 5400では、碁盤目テープ法とXカットテープ法が記載されていたが、JIS K 5600では付着性(クロスカット法)として碁盤目状に切り込みを入れる方法のみに改訂されている。(250㎛以上の塗膜厚には適していないとの記述あり)③切り込み部にセロハンテープを指でしっかりと擦ってテープを十分に貼り付ける。④付着して5分以内にテープの端を60°程度の角度で0.5秒~1.0秒で確実に引き離す。引く 60°セロハンテープ ⑤ ①~④の操作を再度繰返し試験を行う。〔JIS K 5600-5-6〕①測定位置をサンドペーパーで軽く研磨し清浄にする。②接着剤を用いて測定端子を貼り付ける。③測定端子の周辺の塗膜をカッター等で素地に達する切込みを入れる。④テスターで測定端子を引き剥がし、剥離時の強度を測定・記録する。⑤剥離界面を観察し、記録する。2cm 端子 テスター インジケーター 目盛

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