KHD-321
20/42

-19-はじめに実構造物の付着性を現地で診断する試験方法には下記のような方法があります。① テープ付着試験セロハンテープなどで垂直に引っ張ったときの塗膜の剥離状態を見る。② トルク付着試験塗膜に冶具を接着させ、専用の測定器でねじりせん断力、剥離界面を見る。③ 引っ張り付着試験エルコメーター社アドヒージョンテストなど、塗膜に冶具を接着剤で接着し垂直方向に引っ張った場合の剥離強度、剥離界面を見る。④ スクレープ試験スクレーパーなどで強制的に塗膜を剥離し、剥離の容易さや界面を見る。ここでは、使用される頻度が多い①テープ付着試験と③引っ張り付着試験について説明します。1. 試験方法試験は次の手順によって行います。テープ付着試験引っ張り付着試験参照規格JIS K 5600-5-6 付着性(クロスカット法)ASTM D 3359 Standard Test Methods for Measuring Adhesion by Tape TestISO 2409 Paints and Varnishes-Cross-cut testJIS K 5600-5-7 付着性(プルオフ法)ASTM D 4541 Standard Test Method for Pull-off Strength of Coatings Using Portable Adhesion Testers.ISO 4624 Paints and Varnishes-Pull-off test試験器具の準備①カッターナイフ(20~30°の刃を持つもの)②切り込み用ガイド(1、2、3㎜)③セロハンテープ(10±1Nの付着強さを持つ)①アドヒージョンテスター、測定端子②接着剤(シアノアクリレート又は無溶剤エポキシ樹脂)③サンドペーパー(#240程度)④カッターナイフ塗膜の付着性試験方法について

元のページ 

page 20

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です