KHD-321
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-18-4. 塩素イオン濃度と塩分の関係塩素イオン濃度(〔Cℓ-〕ppm)と塩分(〔Nacl〕㎎/㎡)との関係式は⑴式で表わされます。  N = L × C × 〔NaCℓ〕Cℓ × 1M ……⑴ ここで、N:塩分量NaCl〔㎎/㎡〕L:蒸留水使用量〔l〕C:塩素イオン濃度Cl-〔ppm〕NaCl:塩化ナトリウムの分子量58.5Cl:塩素の分子量35.5M:塩分採取面積〔㎡〕蒸留水量0.15〔l〕、塩分採取面積0.25㎡分子量を代入すると、  N = 0.15C × 58.535.5 × 10.25  すなわち、本測定法によれば100ppmの塩素イオン濃度が出れば、これが塩分の濃度(100㎎/㎡)の数値となるということです。5. 検知管検知管内の充填物は重クロム酸銀〔Ag2Cr2O7〕であり、これが塩分〔NaCl〕との反応により白色化することを利用したものです。  2NaCl+Ag2Cr2O7→2AgCl+Na2Cr2O7  AgCl……白色沈殿物で水に溶解しない。6. 関連資料本測定方法については、以下の資料にも具体的な説明が記載されているので参照下さい。 ①鋼道路橋塗装・防食便覧(平成17年12月):社団法人日本道路協会 ②鋼構造物塗膜調査マニュアル(JSS IV 03-2006):社団法人 日本鋼構造協会 ③鋼橋の付着塩分管理マニュアル(2001年3月):社団法人 日本橋梁建設協会

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