KHD-392
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―  19  ―3.設計要領 第二集 橋梁保全編3・5 耐候性鋼橋梁の補修塗装耐候性鋼橋梁の補修は以下を基本とする・損傷した排水装置や橋梁ジョイント部からの漏水などの劣化要因を浸入を防止する。・適切な保護性さびが形成されない場合は維持管理方法又は防食方法を変更する。なお、防食方法を変更する場合は、塗装による補修を基本とする。・層状さびとなっている場合は残存板厚などから部材に要求する性能について照査し、必要な場合は部材の補修を行う。表-33) 耐候性鋼橋梁の補修塗装仕様(c-3塗装)塗替え塗装系工程NEXCO塗料規格塗料または素地調整程度関西ペイント製品名標準使用量(g/㎡)塗装方法塗装間隔標準膜厚(μm)c-3素地調整程度1種現場塗装素地調整-1種4hr以内下塗第1層P-06(弱溶剤形)有機ジンクリッチペイントSDジンク500マイルド600スプレー751日~10日下塗第2層P-08(弱溶剤形)変性エポキシ樹脂塗料下塗エスコNBセーフティ(K)480スプレー1201日~10日中塗P-21(弱溶剤形)ふっ素樹脂塗料用中塗セラテクトマイルド中塗170スプレー301日~10日上塗P-21(弱溶剤形)ふっ素樹脂塗料上塗セラテクトFマイルド(A)上塗140スプレー25・耐候性鋼橋梁の部材は、角部のR加工など塗膜厚の確保のための処理がされていないことから、塗装に関する基準を参考に曲面加工の範囲などの塗装詳細を設計図書に明記する。・また、局部的に腐食速度の速い部位には、増塗りを塗装の基準に準じて行う。・桁端部などの部分補修の例 塗装は、飛来塩分や地形条件による湿度環境など架橋環境の改善が求められる場合を除き、部位による保護性さびの形成及び維持に顕著な差が認められる場合は部分塗装を基本とし、その範囲は以下に留意して決定する。・鋼材外観調査等により異常さびが発生している範囲・付着塩分調査により付着塩分量が周辺と比較し高い範囲・下部構造天端や山肌等に近く、雨天時などに結露が多く確認される範囲・上下線が近接しており隣接する橋梁からの凍結防止剤の影響を受ける範囲・砂塵等が溜まりやすくそれらの堆積により常湿環境にある範囲・下フランジ下面などで下フランジの幅方向の勾配により結露が溜まりやすい構造となっている場合の下フランジ・排水管などからの漏水や伝い水などの影響がある範囲・桁の上下方向に塗膜の段差があるとその境界で腐食が進む場合があるので、塗装範囲は主桁ウエブの上下方向には分けない方がよい。・主桁ウエブは補剛材に囲まれたパネルでせん断等に抵抗することから塗分けも補剛材のある位置で分けた方がよい。図8 下部構造上の塗装範囲の例(桁橋部)けた端部の最小塗装範囲下フランジ面塗装管理上と通風上からあけられた切り欠き下部構造天端けた下空間地面図9 地面が迫った地形での部分塗装の例下部構造の天端下部構造の天端部分塗装の範囲(桁の内側が対象)地面地面図10 凍結防止剤を大量に散布する場合の部分塗装の例部分塗装の範囲(桁の内側及び外側が対象)表-34) 鋼板巻き立ての鋼板の塗装仕様一般部特殊部重防食塗装系(c塗装系)C5F11  鋼板内面(注入剤との接触面)は前処理までとする。

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