KHD-391
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― 24 ―5.参考資料編 4)フィルムシートの仕様 フィルムシートは別名、マーキングフィルムまたはカッティングシートと呼ばれ、塩ビ系の粘着シートである。首都高速道路においては脚の塗装履歴及び、橋脚番号で10年以上の実績がある。 ただし、剥がれ落ちる可能性があることから、塗料で記入する時間が確保できないなど、やむを得ない事情がある場合を除きこれを使用してはならない。やむを得ずフィルムシートを使用する場合は、付着力と耐久性を有することが過去の実績で確認できるものを使用する。 フィルムシートは耐久性に優れた屋外用のものを使用しなければならない。また、より長期耐久性を向上させるため、ふっ素樹脂ラミネートのものを選択することが望ましい。5)溶融亜鉛めっき部材への塗装仕様 一般に、溶融亜鉛めっきされた部材には塗装による防食は不要であるが、主に景観上の要望から塗装で着色される場合がある。このような場合、下塗が省略されて中塗と上塗だけ施工されることがあったが、比較的早い時期に剥離が生じた例もあり、最近では、適切な前処理と亜鉛めっき用エポキシ樹脂塗料を組合せることで、剥離を生じにくくしている。 なお、中塗と上塗を兼用する省工程型塗装系の使用も可能と思われるが、今のところ実績はない。 首都高速道路で用いられてきた亜鉛めっき部材への塗装仕様の例を下表に示す。素地調整塗装工程塗 料 名関西ペイント㈱製品名塗料規格使用量g/㎡/回回 数塗装方法塗装間隔3 種注)1下 塗亜鉛めっき面用エポキシ樹脂塗料エポマリンGXSDK P-4422001はけ1日~10日中 塗ポリウレタン樹脂塗料用中塗セラテクトU中塗SDK P-4221401はけ1日~10日上 塗ポリウレタン樹脂塗料上塗セラテクトU上塗SDK P-4311201はけ―注)1高圧水洗等により塗面に付着している塩分等の付着物を除去し、乾燥させる。全面サンドペーパー等を用いて塗面の汚れ及び塵埃を除去し、洗浄する。6)硬質塩化ビニール排水管の塗装仕様例素地調整塗装工程塗 料 名関西ペイント㈱製品名塗料規格使用量g/㎡/回回 数塗装方法塗装間隔3 種注)2中 塗ポリウレタン樹脂塗料用中塗セラテクトU中塗SDK P-4221401はけ1日~10日上 塗ポリウレタン樹脂塗料上塗セラテクトU上塗SDK P-4311201はけ―注)2付着しているコンクリートノロ、土砂、油及びその他の汚れを工具、サンドペーパー及びシンナー拭き等により除去するとともに、全面サンドペーパー掛けによる目荒しを行う。

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