KHD-391
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― 22 ―4.塗料及びシンナー検査 4-1.塗料及び希釈剤3.1.2 塗料及び希釈剤塗料及び希釈剤は以下のとおり品質の管理、数量の管理を行い、取扱いに十分注意しなければならない。(1)塗料品質の管理1)塗料の品質規格証明書各塗料は使用に先立って、その品質が所定の規格に適合することを証明する品質規格証明書(写し)を主任監督員に提出する。2)塗料の抜取検査証明書塗装作業は塗料の抜取試験を実施し、抜取検査証明書を主任監督員へ提出して確認を受けてから開始しなければならない。なお、抜取検査証明書には、抜取試験で行った赤外吸収スペクトルチャートと品質規格証明書に添付されていた赤外吸収スペクトルチャート(写し)の両方を添付する。ただし、納入数量(工事単位)が180㍑(18㍑缶で10缶程度)未満でSDK(首都高速道路規格)の塗料を使用する場合は、塗料製造会社が行う社内検査(品質規格に定める「抜取試験の項目」)の結果をもって、抜取試験に代えることができる。(2)塗料使用量の管理 使用数量(kg)を、工事中毎日確認し記録する。(3)取扱い 水性塗料以外の塗料や希釈剤は、引火性の液体であり消防法で危険物に指定されている。また塗料には有機溶剤や重金属が含まれており、高濃度で人体に作用する場合は健康上有害である。したがって塗料の運搬、保管、塗布の各段階で次に示す関連法規などを遵守し、法令・条例などにて規定されている届出をする。1)消防法2)労働安全衛生法イ)労働安全衛生規則ロ)有機溶剤中毒予防規則ハ)特定化学物質障害予防規則ニ)酸素欠乏症等防止規則ホ)粉じん障害予防規則ヘ)鉛中毒予防規則3.2 検査3.2.1 塗料及び希釈剤塗料及び希釈剤は、品質検査、及び数量検査を行う。(1)塗料の品質検査 塗装施工会社から抜取検査証明書の提出を受けて塗装作業を開始しなければならない。抜取試験は1ロット毎1ヶ採取し公的機関で実施することとする。ただし、鋼橋塗装について納入数量(工事単位)が180㍑(18㍑缶で10缶程度)未満でSDK(首都高速道路規格)の塗料を使用する場合は、塗料製造会社が行う社内検査(品質規格に定める「抜取試験の項目」)の結果をもって、抜取試験に代えることができる。抜取試験が不合格の場合は図-3.2.1試験フローのとおり追加検査をおこなわなければならない。品質規格項目について検査実施品質規格試験合格抜取試験の項目について検査品質試験および抜取試験の項目について検査適合しているか適合しているか不合格不合格合格不合格合格(抜取検査証明書の発行)不合格1ロットから1ヶ採取赤外吸収スペクトルのパターンをとる品質規格試験合格品の赤外吸収スペクトルと同一と認められるか品質規格試験合格品の同一な塗料と認められるか合格(抜取検査証明書の発行)品質試験の項目について検査適合しているか適合しているか1ロットから2ヶ採取NoNoNoNoNoNoYesYesYesYesYesYes(1ヶ以下)(2ヶとも)注1)図-3.2.1 試験フロー(2)数量検査1)工場塗装 原則として工場入荷後の充缶数について検査する。2)現場塗装、塗替え塗装 現場入荷時の充缶数と使用後の空缶数を検査する。【解説】(1) 品質試験の項目は第Ⅴ編「塗装仕様編」による。試験の流れは図-3.2.1に示すとおりとし、それぞれの合否判定は第Ⅴ編「塗装仕様編」による。ただし、鋼橋塗装についての補修工事などで使用する塗料が少量の場合を想定し、納入数量(工事単位)が180㍑未満の場合は、社内検査により抜取試験に代えられることとした。ここでいう納入数量は1工事あたりで納入する1塗料の数量である。社内検査で代える場合、抜取試験と同項目を実施することとする。 赤外吸収スペクトルが同一と認められない場合には、その程度がわずかであれば抜取試験及び品質試験を加えて検査し、双方の規格に適合すれば合格とする。なお、赤外吸収スペクトルの照合結果、抜取塗料が明らかに品質規格試験に適合した塗料とは別の塗料と判断される場合には不合格とする。(2) 写真の撮影方法については、「電子納品など運用ガイドライン」土木工事記録写真撮影の要領の塗装補修工事、鋼構造物工(工場塗装)及び表-解3.2.1によること。充缶数の確認はパレット積みでもよい。表-解3.2.1 塗料缶の数量確認方法1.方法一列屏風並べパレット積み2.選択要因1)数 量2)場 所3)運搬設備(フォークリフトなど)少ない(30缶以内程度)塗装現場な し多い(30缶以上)工場・倉庫あ り3.並べ方及び写真の撮り方(充缶の場合)(空缶の場合)缶には使用済みを示す小孔をあけ、缶を横倒しにしてふたをとり、ふたの部分を下側にする。塗料缶には検査合格証の貼付は不要である。受検缶数は出荷証明書と照合するとともに、黒板に塗料種別の受検缶数を記入して撮影する(この時、缶にも番号(連番)を振ると缶数がわかり易くなる)。使用済みの空缶は、現場監督員の確認を受けた後に撮影する。缶には使用済みを示す小孔をあけ、缶を横倒しにしてふたをとり、ふたの部分を下側にして撮影する。

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