KHD-391
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― 20 ―3.塗替え塗装編 3-5-2.塗装の施工(気象条件)塗装することができない気象条件は以下のとおりである。●温度及び湿度が表-2.3.1の条件となる場合●降雨、降雪、強風の場合●鋼面に結露が生じている場合●旧塗膜上の塩分量が50mg/m2以上の場合●その他、監督職員が不適当と認めたとき表-2.3.1 塗装することができない気温と温度塗 料 名気温(℃)湿度(RH%)有機ジンクリッチペイント5以下85以上超厚膜形エポキシ樹脂塗料下塗5以下85以上無溶剤形変性エポキシ樹脂塗料※10以下 30以上85以上厚膜形ポリウレタン樹脂塗料上塗5以下85以上水性エポキシ樹脂塗料※※10以下85以上水性エポキシ樹脂塗料中塗※※10以下85以上水性ポリウレタン樹脂塗料5以下85以上水性ふっ素樹脂塗料5以下85以上※)印を付した塗料を低温時に塗布する場合は、低温用の塗料を用いる。低温用の塗料に対する制限(使用できない範囲)は、上表において、気温については5℃以下、20℃以上、湿度は85RH%以上となる。※※)印を付した塗料を低温時(5~10℃)に塗布する場合は、湿度70RH%以下を条件に塗装できるものとする。なお、湿度にかかわらず気温5℃以下の条件で塗布してはならない。3-5-3.塗装の施工(塗装作業)(1)有機溶剤を使った塗料を使う場合は、有機溶剤中毒予防規則に準じて作業する。(2)塗装は吹付塗装を基本とし、外桁外面などで塗料や臭気の拡散が懸念される場合、吹付塗装ができない部位及び小面積の場合はローラーもしくははけ塗りする。(1橋梁の中で吹付塗装とローラー・はけ塗り塗装の部位が混在してよい。)ただし、溶剤形塗料と無溶剤形変性エポキシ樹脂塗料はローラー、はけ塗りとする。(3)各塗料をローラーもしくは、はけ塗りする場合、平滑部についてはローラー塗りで仕上げてよい。(4)塗装は素地調整1種相当もしくは2種で鋼面を露出させた場合、4時間以内に有機ジンクリッチペイントを塗布する。4時間以内に塗装できなかった場合には、あらためて素地調整をしてから塗装する。有機ジンクリッチペイント塗布後、規定時間内に次の塗装ができなかった場合にはその理由を監督職員に報告し、了解が得られれば有機ジンクリッチペイントの表面全体を素地調整4種で目粗しすれば次の塗料を塗布することができる。(5)各塗装方法の使用量は表-2.3.2による。表-2.3.2 塗装方法による塗料使用量塗 料 名SDK規格目標膜厚塗料使用量(μm)エアレススプレーローラー・はけ有機ジンクリッチペイントP-41275600300×2超厚膜形エポキシ樹脂塗料下塗 P-4183001100500×2無溶剤形変性エポキシ樹脂塗料P-416120―300P-416240―300×2厚膜形ポリウレタン樹脂塗料上塗 P-43255―230水性エポキシ樹脂塗料W-51360240200水性エポキシ樹脂塗料中塗W-52230170140水性ポリウレタン樹脂塗料W-53125140120水性ふっ素樹脂塗料W-53425140120(6)塗料は攪拌機などを用いて均一になるまで十分に攪拌して使用する。二液形塗料は動力式の攪拌機を使用し、可使時間を考慮して、必ず適量を混合する。(7)気温の寒暖や被塗面の状態に対応して作業性を良くするため希釈剤を混合する場合の一般的な希釈率を表-2.3.3に示すが、原則として希釈率は各塗料メーカーの製品説明書に準じて使用量を決定する。希釈剤は水性塗料の上水以外は塗料と同一メーカーの製品を使用する。

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