KHD-390
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        2. 塗替え塗装仕様 ②部位 : 一般内面塗替え塗装仕様(はけ、ローラー)一般部塗装系旧塗膜素地調整工 程規 格塗 料 名関西ペイント製品名標準使用量(g/m2)塗装間隔Rd-ⅢD、d3種現 場第1層鋼道路橋塗装用塗料標準無溶剤形変性エポキシ樹脂塗料エポマリンNS3002日~10日第2層鋼道路橋塗装用塗料標準無溶剤形変性エポキシ樹脂塗料エポマリンNS300―注1)旧塗膜がタールエポキシ樹脂塗料である場合、タールのブリードによる変色むらが生じることがあるが、塗膜性能上問題とならない。[便覧 解説]1.箱桁や鋼製橋脚内面などの閉鎖した空間での塗替え塗装では、塗装作業中の安全確保の観点から強制換気を必ず行う。③部位 : 亜鉛めっき面塗装仕様(スプレー)一般部塗装系旧塗膜素地調整工 程規 格塗 料 名関西ペイント製品名標準使用量(g/m2)塗装間隔Rzc-Ⅰ溶融亜鉛めっき部材1種スィープブラスト処理(ISO Sa1)(注1現 場下 塗鋼道路橋塗装用塗料標準亜鉛めっき用エポキシ樹脂塗料下塗エポマリンGX2001日~10日中 塗鋼道路橋塗装用塗料標準弱溶剤形ふっ素樹脂塗料用中塗セラテクトマイルド中塗(E)1701日~10日上 塗鋼道路橋塗装用塗料標準弱溶剤形ふっ素樹脂塗料上塗セラテクトFマイルド(KHD)上塗140―注1)素地調整程度1種であるがブラストグレードはISO Sa1とする。赤さびが発生した溶融亜鉛めっき鋼材の防食方法を塗装に変更する場合はRc-Ⅰ塗装系を適用する。部分的な補修塗装の場合には素地調整程度1種で鋼材素地を露出させ、亜鉛めっき面用エポキシ樹脂塗料を用いたRzc-Ⅰ塗装系を適用する。<旧塗膜と塗替え塗装系の組合せ>塗替え塗装系旧塗膜塗装系素地調整特         徴Rc-ⅠA、B、a、b、c1種ブラスト工法により旧塗膜を除去し、スプレー塗装する。Rc-ⅢA、B、C、a、b、c3種工事上の制約によってブラストできない場合に適用する。耐久性はRc-Ⅰ塗装系に比べ著しく劣る。Rc-ⅣC、c4種C塗装系の塗替えで下塗には劣化がおよんでない場合に適用する。Rc-ⅡB、b、c2種工事上の制約によってブラストできなく、かつ、ジンクリッチプライマーを用いたB塗装系の旧塗膜、又はC塗装系の局部補修に適用する。Ra-ⅢA、a3種A塗装系の塗替えで十分塗膜寿命を有していて、適切な維持管理体制がある場合や橋の残存寿命が20年程度の場合に適用する。Rd-ⅢD、d3種暗く換気が十分に確保されにくい環境の内面塗装に適用する。3. 橋の色彩  橋は景観を構成する要素として重要な意味を持つ構造物です。橋が景観形成に大きなインパクトを与えることを考え、その色彩計画は細やかな配慮のもとに計画的に実施する必要があります。 塗装は、色彩選択の自由度が大きく、周辺環境から橋を引き立たせること(強調)、周辺環境に橋をとけ込ませること(融和)、さらには都市部などで汚れにくい、あるいは汚れを目立たせないようにすること等、橋のおかれた架橋 条件やその位置づけに応じて比較的自由に色彩設計を行うことができます。 なお、次に示す色相及び近似のオレンジ色や黄色の色相は、鉛・クロムを 含む着色顔料が使用されるため環境への配慮からその使用が制限されます。このため、これらの色相を用いる場合には有機着色顔料を用いなければなりません。有機着色顔料は、従来の鉛・クロムを含む着色顔料より隠ぺい力が 劣るので、隠ぺい性の劣る有機顔料を用いなければならない制限色の例に 示されるような塗装色は適用しないことが望ましい。制限色の例 社団法人 日本塗料工業会 塗料用標準色(2013年度版)G08-50V、G08-45V、G09-70T、G09-60V、G09-50T、G09-50X、G12-70T、G12-60X、G12-50V、G15-70V、G15-65X、G15-60V、G17-70X、G19-75X、G19-70V、G22-80V、G22-80X、G25-80P、G25-80W、G27-85V、G29-85P、G29-80V、G29-70T、G32-80P、G32-70T、G35-80T、G35-70V、G37-80L、G37-60T、G39-60V4. 塗装方法・塗付方法  鋼道路橋塗装の塗付作業にはスプレー塗り、はけ塗り、ローラーブラシ塗りの3種類の方法があります。スプレー塗装にはエアースプレー塗装とエアレススプレー塗装がありますが、道路橋の場合は厚膜塗装が可能なエアレススプレー塗装が主として用いられます。塗付作業に際しては、各塗付方法の特徴を理解して、塗り残し、むら、透け等の欠陥を生じることなく均一な厚さに 塗付することが必要です。 工場塗装ではエアレススプレー塗装が原則ですが、小物部材や部材の凹凸部、エッジ部等で塗料の飛散が多く塗膜が薄くなりやすいので、これらの部分には、はけで先行塗装すること。 現場塗装で広い平滑面をはけ塗りする場合には、ローラーブラシを併用しても良いですが、この場合塗料によってはローラー目や泡などを生じやすいので、ローラーの選定や施工に十分注意することが必要です。

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