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達人インタビュー
(有)藤井琴製作所 藤井善章

厳しい冬の時代に誕生した「新・福山琴」。

「本当のところ、いちばん難しいのは売ること。仕事は面白いし、つくるのはだいたい慣れとるから、変わったことがあったらかえって面白い。でも、買う側は手間のことなどよく知らないし、いい物をつくってもいい物と思わない。結局は値段の競争になってきてる」と現状の難しさを嘆かれます。

一つひとつ丁寧に、さまざまな行程を積み重ねてつくられる福山琴は、素人が見ても相当時間と労力が必要だろうと想像できます。けれどもそれを理解できる、本物の価値がわかる日本人が減ってきているということでしょうか。昭和48年頃に最盛期を迎えた福山琴もその後、年々生産高は減り続け、いまは厳しい時代を迎えているそうです。「儲からないから、後継者も育たない。夢がないね」。

平成14年から学習指導要領が変わり、小・中学校で邦楽を取り入れた授業が始まっています。これに合わせて福山琴でも従来の琴より短くて糸締めが簡単な「新・福山琴」が開発されその製造にも取り組んでいるという藤井さん。

少しでも多くの子供たちが琴に触れ、音色の美しさを理解してくれれば、藤井さんたちの苦労も報われるのではないでしょうか。そしていつか、藤井琴製作所が若い活気で溢れていることを心待ちにしています。


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