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『生活彩土』オープン記念スペシャルインタビュー

写真 いろんな色を並べたら、いろんなことができちゃった。

榎本さんのところに土が集まり始めた15年ぐらい前から、それを見習うようにいろいろな人の土集めも始まりました。
そして、ここ10年ぐらいで左官屋さんのデザイン的なバリエーションはずいぶんと広がりをみせ、現代風にアレンジされた土壁も登場するようになってきたそうです。これまで、いわばマニュアル通りに塗られていた土壁が、個性を主張し始め、現代の土壁として蘇ってきた。そのあたりにも土壁が注目されている理由がありそうです。

「普通の人は、生まれてこのかた泥っていうと茶色の泥だけだ。それをこうやって色並べたら、いろんなことができる。泥の可能性だよ。いまから15年前には、左官ていえば固定観念が強かった。それから変えてきたんだよ。京壁は伝統技能だっていうけど、伝統じゃねえ伝承だっていうんだよ。ひとつも変わってない」。

伝統とはそれを変えることであり、進歩であるというのが榎本さんの持論。その言葉には、常に新しいものを追求する榎本さんの、年齢を感じさせない強い気合いが込められています。

いま注目されている土壁も、ただ懐かしい、環境にいいというだけではなく、伝統のなかに新しい時代性を取り入れたからこそ、人々に感銘を与え、認められてきているのではないでしょうか。人の暮らしにしっかりと根付いていくものこそ、息づく風土であり、文化を育くんでいくものです。永く日本の暮らしに根付き、ひとつの文化として歴史を刻んできた土壁は、いま榎本さんたちの手によって新たな役割を与えられ、次の歴史を刻もうとしています。

「俺は、要は、壁が塗れればいいのよ」と笑う榎本さん。

さまざまな色の土を使うことで土壁の可能性を広げた榎本さんのように、関西ペイントもこれからさらに次のステージへ、色や塗料の可能性を広げていきたいと考えています。そして、土などの天然素材のやさしさや、自然の素晴らしさから多くのことを学びとり、新しい塗料の文化を築いていければと願っています。

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