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販売店に聞きました!
中村産業株式会社 代表取締役 中村 勝

創業当時と変わらぬ地道な営業を武器に、漆喰の素晴らしさを伝えていきます。

関西の建築業界も不景気下にあり、正直に申し上げるとあまり明るい色のイメージがありませんね。強いて言えば、グレーといったところでしょうか。お先真っ黒でもなく、白く輝く未来が見えているわけでもない、はっきりしない状態。そんな元気のない関西を、「アレスシックイ」という商品で明るく変え、いずれは全国に、漆喰という伝統ある天然塗料の素晴らしさを伝えていきたいと考えております。

当社は、昭和34年に母が起業した度量衡の個人商店が前身で、私は昭和45年から家業を手伝い始めました。当時は万博を目前に控えた、高度経済成長期の頃。日本各地で建設ラッシュが続いたことから、塗料販売の事業を展開することを思いついたのです。ちょうど、取引先に家庭用塗料のニーズがあり、販路に恵まれていたこともきっかけでした。ところが、営業マンの私に商品と業界の知識が全く無かったに等しい。商品カタログを片手に、あらゆる塗装会社へ"飛び込む"日々でしたね。大抵は門前払いでしたが、懲りずに20回も訪問すれば、相手も「しゃあないなぁ(苦笑)」と言いながら会ってくれる。その地道な営業がきっかけとなり、上場企業の建設会社の取引がスタートしたこともありました。「努力は人を見捨てない」ことをカラダの芯から味わった経験であり、これは、当社の社員にもよく言い聞かせています。

次の転機は、今から15年ほど前、雑誌などで盛んにマンションの外壁塗替えが言われていることに気付き、行動を起こしたことでした。休日返上で関西のあらゆるマンションの理事長を訪ね歩き、塗替えのニーズを聞いて回ったところ、これがピッタリ時代とマッチ。「時代の流行を敏感に察知するために、知的好奇心を持って情報を収集する」ことの大切さを痛感しましたね。以来、経営者であり、塗料業界に身を置く1人のビジネスパーソンとして、私はさまざまな視点から塗料という商品を見つめてきたつもりです。そんな中で、つい数年前に出合った素材、それこそが「漆喰」だったのです。

聞けば、防臭や防菌効果はもちろん、近年問題視されているシックハウスが解消されるというじゃないですか。城や古墳にも使われ、いまだに朽ち果てないでいるのは漆喰が塗られているからだと。「これだ!」と確信しましたね。私は、漆喰という素材の現代に対する社会意義を大きく感じ、利益はいったん脇に置き、一般住宅や病院、学校にアポを取り漆喰の性能を伝え歩きました。すると、実際に購入された取引先から、お礼の電話が入るんですよ。「大変いいものをよくぞ教えてくれた」と。感無量でしたね。そもそも、日本の家屋は木と畳と漆喰で作られていたもので、天然素材の良さを知っている一流の建築家は今日でもそれらの素材を大切に使用しています。二酸化炭素も吸着して環境にもよいのですから、まさに漆喰は、人のため、社会のためになる逸材なのです。

現在は、問い合わせが入れば私が全国どこへでも飛び、アレスシックイのお話をさせてもらっています。当社の20名いる社員たちにも熱意が伝わっているのか、営業にかける気持ちが変わってきたように思います。私自身は60歳を超えましたが、やっていることは創業当時の地道な営業活動と変わりありません。「努力をすれば、必ず人に伝わる」ということをモットーに、これからも新世代の塗料であるアレスシックイを広めていきたいと思います。
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