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販売店に聞きました!
新田ペイント(株)

退色、射熱効果もある白は、沖縄の海や空にいちばん似合う色。

日本の最南端に位置し、強い紫外線にさらされる沖縄で、まず真っ先に考えなければならないのは塗料の退色問題だと思います。白や黒、赤錆のような地味な色は割合強く、さらにいえば、黒よりも白っぽいほうが遮熱効果もあります。黒と白とでは、建物内の温度が30度近く変わるんじゃないでしょうか。建物内でのクーラーのききも違いますしね。
沖縄の色というと、赤とかオレンジを連想される方が多いですが、実際には白い建物が多く、車も本土に比べると黒は少ないんです。私個人としては、海や空のブルーにいちばん合う色が白だと思っていますし、機能的にもよいので、お客様にはできるだけ白っぽい塗料をおすすめしているんです。沖縄は観光立国ですから、いっそすべて白にして、地中海のようなイメージが作れたらと思ったりするんですけどね。

でも最近は、パステル調の鮮やかな色に人気があって、原色を希望されるカラーコーディネーターも多くなってきています。鮮やかな色を出そうとすると塗料に染料を加えなければいけません。
そうすると極端に弱くなって3年で退色してしまったりするのですが、その上価格も高くなりますし。でもコーディネータの方からは「色については妥協したくない。色を変えるのではなく、退色しにくい塗料を提案してくれ」といわれるんです。フッ素とかシリコン系を使えば持久力は高まりますが、その分、値段も高くなってしまうのでね。予算がありますから、ジレンマですね。

それから大手の企業さんになると、建物にもコーポレートカラーが使われたりします。全国統一の色ですから沖縄の色というのは出せない。そうすると、紫外線にやられて、本土より塗り替えが早くなってしまうんです。本土で10年なら、こちらでは3年ぐらいというところでしょうか。こちらのほうは、それだけ使ってもらえるということだからいいといえば、いいのかもしれません。

また、紫外線の他に沖縄では塩害対策も重要で、建物内の鉄筋が錆びてコンクリートが落ちるということも結構、多いんです。当社でも、現在リフォームが中心になってきているので、暴露の進行を止めるような素材を積極的に使うようにしています。こちらも補修サイクルが格段に早く、本土の半分ぐらいの期間しか持たないんじゃないでしょうか。本土とは仕様も違うものを持ってこないともたないのかもしれませんね。

今後の課題としてもうひとつ気になっているのが、産廃問題です。
実は去年、県内最大手の産廃場が閉鎖になって、みなさん困られているようです。いまはまだないんですが、お客さんから回収を依頼されるケースも出てくるでしょう。そうなったときどうするのか。棄てても無害だという塗料、5年経ったら土に帰ります、といった塗料ができるといいんですけどね。
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