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精神背景

岩井勝次郎関西ペイントの経営を支える精神的背景

■創業者・岩井勝次郎と長岡禅塾

関西ペイントは1918年、岩井勝次郎によって創立された。
岩井勝次郎は1863年4月(文久3年)京都郊外の亀岡に生まれた。彼の幼年時代は日本の国が長い封建時代から1868年の明治維新を経てようやく近代化のスタートを切ったところであった。彼は早くから故郷を離れ大阪に出て、商人への道を歩みはじめることになるが、彼は商人になるための知識も外国語もすべて独学で会得したのであった。

彼の体には、父親からの「国家に役立つ人間になれ」という言葉と、母親からの「如何なる困難にも耐えるのですよ」という教えがしっかり植え付けられていた。

彼の青年時代、日本は欧米の先進国に比べ、きわめて貧しい国であった。日本は海外から商品や原料を輸入し、これを加工して製品として外国に輸出することが国の産業政策の柱であった。岩井勝次郎は初めは貿易商人であったが、海外の商品などを輸入するだけでは日本国の発展に寄与するところが少ない、なんとか外国商品に負けない優秀な商品を作りだしたいと考えた。この志を実現するため、自らの貿易によって得た利益を投じて、関西ペイントを初め6つの生産会社を創業した。

彼は経営の基本は利益追求と同時に経済社会の発展に貢献するものでなければならないとして、道義性ないし公共性にも重点をおいた。

彼の理念の貫徹には多くの試練が伴った。1920年代から1930年代にかけて起きた全国的な恐慌の嵐に彼の多くの事業も危機に瀕したし、関西ペイントも例外ではなかった。多くの企業が閉鎖や撤退をして行ったが、岩井勝次郎は如何なる困難に遭遇しても企業経営は一時の利益によって止めたり始めたりしてはならない、として決してその信念を変えようとはしなかった。

このとき彼の精神を支えたものに「禅」があった。仏教哲学の究極の目的は生死について「悟り」を得ることと云われているが、「禅」では座禅と称する行を通じて、この「悟り」を会得するところに特徴がある。

岩井勝次郎は座禅を通じ、さまざまな雑念の中から己れの経営理念を貫徹して行く努力を重ねた。事あれば座禅して考え、事なければ又座禅して考えた。後年、彼は経営とは所詮人であること、そして人は精神的修練を積んでこそ初めて経営者たり得ると考えるに至った。そこで禅を通じて人間形成をしようと考え、1933年巨額の私財を投じて京都郊外の地に"長岡禅塾”を開設した。

今日、関西ペイントは志を同じくする多数の従業員を擁し、優れた技術開発力を駆使して多くの魅力ある製品を世界市場に提供している。
しかし、関西ペイントの本当の特色はこれら製品や技術だけにあるのではなく、むしろこれらを生みつづけてきた眼に見えない力にある。それは何か。それは、わが創業者が自らの生涯をかけて貫きつづけてきた道義性に根ざす経営理念を受け継いで今日に至っているところにある。彼は「会社にプラスになることであれば、地位の如何にかかわらず、忌憚なく自分の意見を述べよ」と言いのこしている。会社を構成する社員の一人ひとりが自分の意見を、さわやかに開陳できる会社であってこそ初めて経営は民主化され、そして、そんな会社であってこそ社員のバイタリティが結集される。岩井勝次郎はそう考えたのである。彼の考え方は今や関西ペイントに定着し、いうなれば関西ペイント文化の淵源となって今も10,000人に語りつづけてやまないのである。

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